こんにちはNAOです。
今回はIllustratorを使い始めの方に大切な文字詰めを解説していきたいと思います。
文字詰めとは
文字詰めとはIllustratorの文字ツールで文字を打っていきますが漢字、英語、数字、ひらがな、カタカナなど様々な文字が組み合わさると、
文字の間の間隔が一定ではなく不自然な感覚が開いてしまいます。
その間隔をきれいに整えることでデザインも綺麗に見えるということです。
この作業は出来て当たり前と思われている業界ですのでDTP系のお仕事を目指している方はしっかり抑えておきましょう。
こういう場合に使う
どういう場合に使用するのか、良くあるのが日本語と英語を一緒に使用するときや数字や〜など記号が絡んでくる時は、バランスが崩れる傾向にあります。
使うフォントが日本語と英語で使い分けるデザインなどでも良くあります。
その場合は文字を打ち込んだ段階で不自然に行間が空いているのが分かると思いますので適切に処理しましょう。
文字パレットを理解しよう
ここで理解するべきIllustratorの文字パレットの中でカーニングとトラッキングを意識していきましょう。
この2つは行間を調整する機能としては欠かせない機能になります。
カーニングとは
カーニングの設定は、特定の文字の組み合わせに対して文字間のアキを調整するために行います。 一方、字送りは一連のテキストに対して等間隔のアキを設定するためのものです。 カーニングには、「和文等幅」、「メトリクス」、「オプティカル」のいずれかを選択して自動的に設定する方法と、値を指定して手動で設定する方法があります。
トラッキングとは
デザインソフトで文字を入力した際、テキスト全体や選択したテキストに対して等間隔のアキを調整すること、もしくはその機能を指します。
この2つを利用する事で適切に文字の感覚を調整出来るようになりますのでしっかり覚えてください。
実際に使ってみます
下記文字をIllustratorで打っています、
気になるのが英語と日本語の間と数字の間が開いているのが気になります。
そこを修正していきます。
主に気になるところだけをカーニングで詰めるという所がポイントになります。
文字をダブルクリックすると文字ツールに変更されますので、気になる行間ににしてからオプション+←や→で間隔を詰めるのか開けるのかを調整しましょう。
今回は文字詰めを解説しました。
是非いつでも文字の行間の違和感に気づくようにしていてください。
ありがとうございました。