今回はIllustratorのアップデートについて押さえておくべきポイントを紹介したいと思います。
外部の方とのデータのやり取りで大事になることもあります。
アップデートとは
アップデートとはIllustrator(Adobeソフト)などのアプリケーションは1年事にバージョンが上がります、その上、年間で数回細かなバージョンアップも行われています。
アップデートの仕方
それではアップデートの仕方も紹介します。上記のマークから入ってください。
Creative CloudからIllustratorの最新版を選択してアップデートしていきます。
全てのアプリからインストール済みの画面が出てきますので、Illustratorをアップデートする場合は開くの右の・・・から他のバージョンの中から最新のバージョンのIllustratorをインストール出来ます。
名前からCCが無くなっています。
アップデートで気をつけること
今回のIllustrator 2020にアップデートするにあたり気をつけることは、IllustratorCC 2019年版以下との交互性が無いということです。
交互性がないという事はどういうことか?
IllustratorCS版からIllustratorCC に変わった時のように、交互性の問題で新しいIllustratorCCで作成したデータをCSにバージョンを落としてデータを保存しないとIllustratorCSでは開きませんでした。
(新しいバージョンに対応していません)となります。
今回も同じです。
Illustrator 2020で作成したデータをそのまま保存してしまうと、IllustratorCC 2019年版以下のバージョンでは開きませんので注意が必要になります。
その他不具合
バージョンアップ後、オブジェクトの境界線が消えます。選択時は表示されますが、移動中は消えます。
環境設定>パフォーマンスの「リアルタイムの描画と編集」のチェックを外せば解決されると思います。
対応の仕方
皆さんお分かりだと思います。
まず相手先のIllustratorのバージョンを確認してからそのIllustratorと同じバージョンに落としてデータを保存すること!
これしかありません!
Illustrator→保存→Illustrator(AI)→Illustrator CC(レガシー)を選択するとIllustratorCCの下位バージョンに落とせます。
もう少し全体にIllustrator 2020が浸透するのは時間がかかるかもですので常に相手先のバージョンを気にしながら、データを保存することに気をつけてください。
ありがとうございました。