DTP歴15年のNAOが実践で必要な知識を紹介していきます。
今回はこれを使えたら便利と思うグラデーション機能を紹介していきます。
グラデーションツールとは
Illustratorにはグラデーションツールが存在します。
パスで結んだオブジェクトに自分の思う色の掛け合わせたグラデーションをかけることができます。
オブジェクトにグラデーションをかけてみよう
ウインドウ→グラデーションパレットを出してください。
グラデーションの種類として下記の3つがあります。
- 線形グラデーション
- 円形グラデーション
- フリーグラデーション
使い方の紹介
グラデーションスライダーを使い色の視点、終点、必要な場合は中間点に適切なグラデーション色を、設定することがでより綺麗なグラデーションになります。
グラデーションスライダーを見ていただいたら分かると思いますが、黒丸、白丸の色を変える事でオリジナルのグラデーションが可能になります。スライドさせる事で、様々な自由なグラデーションにすることができます。
黒丸、白丸をクリックするとスウォッチパネルが出てきますので自由に色を変更できます。中間点などを追加する場合は、黒丸などと同じラインで好きな所をクリックすると追加されます。角度も変えられますので斜めのグラデーションも出来ますよ。
文字のグラデーション
実際にグラデーションをそこまで使うデザインはありません。
世の中のデザインに対してのイメージはシンプルでスッキリした中にインパクトがあるもの、そういうイメージを有名アートディレクターさんが作り上げています。
その中で覚えておいた方がいいと思うのが、文字のグラデーションのかけ方になります。
文字のグラデーションをかけるには文字にアウトラインをかけます。文字がオブジェクトに変換されましたら文字を選択してグラデーションを選択してください。
アウトラインは⌘+shift+Oです。
しかし、一つの文字ごとにグラデーションがかかってしまいますよね。
これを解消する方法が複合パスにすること!!
そうすることで全ての文字のアウトラインが1つのオブジェクトに変換されます。
その状態でグラデーションをかけてみてください。下記のように全体にグラデーションがかかります。
ロゴなどでも使用することがありますので。
それでは本日はここまでにしておきます。皆さんのオリジナルを是非作ってみてください。
ありがとうございました。