DTPデザインをする上で大事なカラーマネジメントと配色のポイントを紹介していきたいと思います。
色には暖かく感じる色「暖色」と、涼しく感じる色「寒色」、どちらとも感じない色「中性色」がありますよね。
上記の画像を見ていただくとお分かりでしょうが、暖色は赤〜黄系、寒色は青緑〜青系、中性色は黄緑〜緑系と紫系を指します。
色が持つイメージの差をもっとも感じやすいのがこの「色相差」であり、私たちの脳や体に様々な印象・影響を与えるということになります。
こういう内容を踏まえて自分が行おうとしているデザインにどの色が適した配色かを理解する事はとても大事なポイントになってきますのでしっかり詰めておきましょう。
太陽や火を連想して暖かさを感じる、 暖かい色、熱い色を暖色といい、興奮色とも呼ばれています。 また、大きく感じる膨張色でもあります。
赤、オレンジ、黄色などの「暖色系」は食べ物を扱う色として適した色です。また、緑といった暖色と寒色の中性色も食欲をそそる効果が期待できますよ。
「寒色系」
水や氷のイメージで、ひんやりとした感じです。 寒い色、冷たい色を寒色といい、沈静色とも呼ばれています。また、小さく感じる収縮色でもありますよ。
青、紫、灰色、黒などの「寒色系」はクールで爽やかなデザインに合うといえます。人間は本能的に色でを判断しています。
「中性色」
暖かくも冷たくもない中間の色の事を言います。
色の特徴を把握しておく
フォトショップでは色相・明度・彩度の差を利用して「デザインにあった色のイメージを作る」ことが出来ます。イラストレーターでは様々な色の組み合わせで「デザインにあった色のイメージを作る」ことが出来ます。
暖かい色・優しい色…その色のイメージの差は、どの組み合わせで生まれるのでしょうか?これを理解すれば、配色と色使いの基本が身につきます。
色彩検定とは
色に関する幅広い知識、技能をはかる検定試験「色彩検定」をご紹介します。
「色」は身の回りのあらゆるところに存在し、その色を見て影響を受けています。色について勉強すると、様々なところで役立つと言えます。色彩検定とは色に関する幅広い知識や技能を問う検定試験です。
まとめ
「暖色色」「寒色色」「中性色」は色の分け方としては もっとも一般的だと思います、顧客の要望を聞きつつ要望だけを聞くのではなく最適な色をこちらから提案できればより理想のデザイナーになれますので配色と言うものがどれだけ大事か理解しておいてください。