こんにちはNAOです。
DTPオペレーターを目指すみなさん、画像の色補正は理解していますか?
今回はDTPオペレーターを目指す方に知っておいて欲しい、
アドビフォトショップの色調整の重要性を紹介していきたいと思います。
DTPにおける写真の大切さ
DTPでは、画像の持つ訴求力は広告などで占める割合でかなり高いと言う事です。
それはより画像を綺麗に見せる為に色の補正が大事だということになります。
初めにイラストレーターを勉強しているのかなとは思いますが、広告を作成する上でフォトショップを使って画像の色補正をするのは、DTPオペレーターの大事な仕事になってきます。
写真を色補正するまで
写真は基本的にプロのカメラマンが撮った物をTIFFデータなどでもらって色補正をしていく場合と、
有料で画像を買う事もありますし、フリー画像を使用することもあります。
どれも印刷する際にどの様な色で出るか確認をしますよね。
パソコンの画面は基本的に綺麗に見えるようになっています(特にMacは)
実際に印刷した時に自分たちが思っていた色とは全く違うなどもよくあることですし、プリンターでは表現が難しい写真も出てきます。
画像データの知識
画像データの保存形式も理解しておく必要がありますね
皆さんも知っていると思いますが形式としてよく使用するのが、
- JPEG
JPEG(ジェイペグ)はJoint Photographic Experts Groupの略で、JPEGという画像形式を作った組織そのものの名前からきています。拡張子は「.jpg(.jpeg)」。JPEGは、簡単に言うと「写真に適した画像形式」です。
- PNG
PNG(ピング)は、とくにウェブで使われるために生まれた画像形式。拡張子はそのまま「. png」です。
その名もPortable Network Graphicsの略で、コンピュータで扱うのに適した、可逆圧縮の画像フォーマットです。GIFで実現できる「背景透過」の機能を持ちながら、GIFの「256色」という制限を解消した形式として1995年に開発されました。GIFが不得意なグラデーションや色数の多い表現も可能なので、写真を丸く切り抜いて背景を透明にしたい場合や、グラデーションをつけたい場合に適しています。PNGという形式名には「PNG is Not GIF」という裏の意味も込められているそうですよ。
- EPS
EPSとは、Encapsulated PostScriptの略称です。ファイルの保存形式のひとつです。PostScriptはページ記述言語で、複数ページの情報を持つことができますが、EPSファイルは単ページの情報だけを持つことが基本になっています。EPSファイルの記述はPostScriptを基に記述されています。EPSファイルはPostScriptベースなので安定性も非常に高く、DTPの業界では以前から一般的な形式として扱われています。
- PSD
フォトショップデータのまま保存した場合はPSDで保存されます。同じAdobeのソフトなので相互性もよく、イラストレーターでPSD形式の画像をよく使用します。
- TIFF
TIFF(ティフ)は、Tagged Image File Formatという名前のとおり、「タグ」と呼ばれる識別子を付けて、複数パターンの画像表現をひとつのファイルとして保存できる特徴を持っています。なんのことかというと、JPEGのように圧縮によってデータを損なうことがないため、大きな画像が必要な場合などに用いられることが多いようです。 拡張子は「.tif(.tiff)」で、デジタルカメラの保存などでときたま見られるかもしれません。容量が極端に大きくなってしまうので、プロで無い限りは高解像度で保存したJPEGで事足りると言われています。 ウェブでは扱えない形式なので、ブログなどにアップする場合にはJPEGなどに変換する必要があります。
正式名称はこちら
- JPEG : Joint Photographic Experts Group
- GIF : Graphics Interchange Format
- PNG : Portable Network Graphics *7
- SVG : Scalable Vector Graphics
- PDF : Portable Document Format
- EPS : Encapsulated PostScript
- TIFF : Tagged Image File Format
- AI : Adobe Illustrator
- PSD : Photoshop Data
CMYKとRGBをしっかり使い分けよう
もう皆さんお分かりの方多いと思いますが、
イラストレーターで画像を使いたい場合は、紙媒体系に使用するということなので、フォトショップのモードはCMYKで色補正して保存してください。
解像度は300〜350程度
Webで使用する画像はフォトショップのモードをRGBで色補正して保存してください。
解像度は75程度
どこの業界も色には厳しい
色には妥協を許しませんので、色々フォトショップでこねくり回す事も多々あります。
シンプルに自分が持っている引き出しが作業時間を押すか、早く終わらせるかのポイントになってきます。
私も色調整で苦労しました。。。
ですが、今は画像を見れば最適な色に持っていくのに時間をかけなくてもよくなっています。
回数が物をいいますので職場に入る前から繰り返し画像を触って訓練しておきましょう。
まとめ
今回はここまでにしておきます。
次回はフォトショップの使い方を解説していきます。
とにかくDTPオペレーターを目指すなら画像を適切にさわれないと話になりません。
丁寧に教えてくれるところもあると思いますが、しっかり事前に画像を適切に取り扱えるようにしておきましょう。
ありがとうございました。