こんにちはNAOです。
今も昔もDTP業界にはデザイナーとオペレーターの立ち位置、モチベーション、
やりがい全てにおいて圧倒的にオペレーターの地位は低くみられています。
そんなある意味やりきれない思いやオペレーターがどうデザイナーへの道へステップして行くのか考えていきたいと思います。
皆さんDTPオペレーターしたいですか?
私はデザイナーへのステップとしてのオペレーターならやっても良いと思いますが、何も求められないオペレーターにはなりたいと思わない。
生きていくためには我慢?
それもしょうがないですが。。。
上昇志向は持とう。
DTPオペレーターの仕事
前回も書かせていただきましたがDTPオペレーターの仕事はデザイナーがデザインした物の文字の打ち替えや、価格部分の打ち替えなどデザイン性など全く求められていない仕事が大半になります。ただアドビイラストレーター、フォトショップの知識が少しあり操作出来たらできる仕事と思っている人さえ上司にはいると思います。デザイナーは新しい物を生み出すという所に価値があり、オペレーターはその汎用性なデザインの打ち替え系をひたすらこなすような仕事が一番多いです。
DTPオペレーターの待遇
DTPオペレータの待遇にも会社の規模によっても違うと思いますが、今まで様々な求人を見てきた経験上、手取り15万〜20万の間がほとんどです。20万円あればいいと言わざる得ない状況はずっと変わらず続いています。そこでもやはりつきまとうのは、決められた事をこなすだけと言う見られ方による仕事の評価になります。
アルバイトもあれば、派遣もあります、社員でDTPオペレーターになれたらまだ良い方かと。
それだけ待遇面では厳しい環境は続いています。
アルバイトや、派遣の場合は時間の余裕だけはあると思いますのでそこをプラスに捉える方には良い働き方なのかもしれません。
DTPオペレーターのやりがい
やりがいとはモチベーションとは何か?
本当に難しい所になりますよね。。。
決められた時間内より早く終わることが出来た。
間違いなく正確に仕事が出来た。
繁忙期を無事に終えれた。
たまにちょっとデザイン性のあるものを作成することが出来た。
ですが最後にいつも思うことは、
自分は何も生み出していないと言う虚しさが出てくること。
ただ同じことさえやってれば良いと思われていること。
これが本当に辛い。
ですが、
決してそんな方だけではないと思います。小さいデザイン会社などならオペレーターをデザイナーの卵と思って育ててくれる所も少なくないと思います。
中途でDTPの仕事に就きたい方は、面接時に会社が自分をどう捉えているのか、育ててくれるのか、即戦力なのか、オペレーター業務のみかなど分かることがあると思います。
その一方、
企業内の販促部署はデザイン性なんて求められていないです。
日々オペレーターとして会社の駒として働くのみ。何も期待しちゃいけない。
あまりお勧めできない。
DTPオペレーターに甘んじるのか
私の今までの経験上、20代でDTPオペレーターには決して甘んじて欲しくないです。
常に野心を持ってデザイナーへの道を目指して頑張っている20代であって欲しいと思います。
30代前半でもまだまだ諦めなくて良い!
一つ、職場で得られる経験はオペレーターであっても自分の知らない操作の知識、色の知識などが数多くあります。その経験は宝物です。どんな仕事でも知識を吸収しようとする上昇志向だけは捨てないでください。
職場以外でも様々なデザインの場があります。今はココナラやクラウドワークスなど自分のデザインの腕試しが出来る場所は多様に増えてきました。
そんな場所は昔は無かったが今はある。
だったらやるしかないですよ。
まずは名刺でも良いし、ロゴ、簡単な広告でも良いですとにかく日々前進するべきで、自分の実績を会社ではない所でも作れる世の中になってきています。
DTPオペレーターからデザイナーへ
経験者の転職は別ですが、
中途での転職の方に初めからバリバリデザインできる方はどこにもいません。
初めは下積みが当然です。
デザイナーへの過程のオペレーターとずっと永遠とオペレーターの業務しか求められないこの差をしっかり見極めて転職なり頑張ること、とりあえずオペレーターで転職してもやりがいを感じる事なく辞めて行く方は多いです。
常に成長している自分を見ながら頑張るのみです。
どんな事でも良いので常にデザインを意識している方になってください。
理想と現実を今回は書かせていただきました。
決してDTPオペレーターに甘んじることなくデザイナーへ羽ばたいてください!
ありがとうございました。