こんにちはNAOです。
コロナ禍の影響で、リーマンショック以上の不景気に陥った現在の日本において、生きていくための「仕事」をまず確保しなければなりません。この数ヶ月で職を失った人も多く、仕事はあるが出勤日数が減らされたり、減給になった人も多くいることでしょう。
これから先数年間は間違いなく最悪の不景気が続くわけですから、職を失った人は一刻も早く就職しなければなりませんし、減給などで生活が苦しくなった人は転職も考えなければならないでしょう。大勢の人が就職活動を行うこの時代において、採用される確率を上げるのは、スキルや経験、そして「外見(清潔感)」というポイントでしょう。
同じようなスキル、経験を持っている人ならば、高い確率で清潔感のある人が採用されるはずです。この記事では、そんな「面接で清潔感を与える重要性」について解説していきたいと思います。
面接でも働く「ハロー効果」
面接に臨む際に「こういう質問が来たらこういう風に返そう」といったように、話す内容に着目しがちですがこれは間違いです。そういったことを気ににする前に、第一印象を気にしなくてはいけません。第一印象で大事になってくる心理学として、ハロー効果というものがあります。ハロー効果とは、対象物を評価するとき、目立った特徴に引っ張られて、他の評価に影響があるという心理効果です。
「見た目が9割」という本もあるように、人は見た目の第一印象でほとんど決まるといっても過言ではありません。なので、第一印象が良い人は転職で有利になります。ハロー効果は「ポジティブハロー」と「ネガティブハロー」に分けられていて、プラスの効果もマイナスの効果もあります。
例えば、ポジティブハローとしては「CMに好感度の高い芸能人を使う」というのも、ハロー効果を狙ったものです。出演者の好感度に引っぱられて商品も良いイメージになります。面接でも同じように、清潔感のある印象を最初に与えることで、その後の評価に良い影響を与えることができます。清潔感を与えるためには髭の処理はもちろん、眉毛を軽く整えたり、髪の毛の長さやセットなどにも気を配る必要があります。
また、着ている服やカバンといった部分も気を付けなければなりません。
ネガティブハローとしては「スーツがヨレヨレ、髪もボサボサ、髭もジョリジョリ」こんな姿で面接に来たらどうでしょう?確実に仕事ができなそうですし、悪いイメージしか湧きませんよね。これは少しオーバーかもしれませんが、面接官は色々なところを見ています。だからこそ清潔感ある姿で面接に望めば、清潔感を意識していない人との差をつけれます。
メラビアンの法則
メラビアンの法則は、カリフォルニア大学の心理学者のアルバート・メラビアンが提唱した概念です。
それは「3Vの法則」というものです。
3Vとは、
・言語情報=Verbal
・聴覚情報=Vocal
・視覚情報=Visual
この3つです。
この影響度の割合が言語情報=7%、聴覚情報=38%、視覚情報=55%となっています。55%も影響のある視覚情報。視覚情報ということは見た目ということですよね。やはり見た目の清潔感は転職に有利に働いてくれるでしょう。清潔感のある見た目にするためのポイント
清潔感のある見た目にするためのポイント2つです。
1.服装
2.髪
この2つについて、1つずつどういった点に注意をすれば良いのかを解説していきます。
①服装
目立ったシワやシャツの変色に注意をしましょう。シワのあるシャツで面接に行くのはダメです。しっかりとパリッとしたシャツを着るだけで、きれいに見えて仕事ができる人の印象を与えます。注意点として、チラッと見えた首元や袖が汗で変色など起こしていると、たちまち清潔感が失われてしまいます。靴にも細心の注意を払いましょう。
「オシャレは足元から」と言われるように、靴はしっかりと磨いて清潔感を出しましょう。
②髪型
髪型で清潔感を出すためのポイントを紹介します。髪型は色や長さに関しては、本人の自由もあるので一概にこうしろとは言えません。男性の場合、短くすっきりとした髪型の方が清潔感を与えられるのは事実です。女性の場合、様々な長さや髪型があるので、ご自身に似合う髪型でOKです。ただし明るすぎる髪色はやめましょう。
男性でもエステや脱毛などを積極的に行うべき
男性が清潔感を纏う為には、単純に身だしなみを気を付けるだけでは不十分といえます。大げさに思う人もいるかもしれませんが、フェイシャルエステや髭や腕、手の甲の脱毛といったものを積極的に行うべきです。そういった外見の改善と併せて、身だしなみを気を付けていけば、面接でも好印象を与えられますし、採用後も女性社員とのコミュニケーションや仕事にも好影響がでるはずです。
まとめ
今回は、面接で好印象を与えるための外見(身だしなみ)について解説してきました。すべての面で「清潔」を求める現代において、なんの手入れもせず服装や髪型にも気を配らず面接に向かうのは無謀といえます。ハロー効果やメラビアンの法則などをしっかりと理解し、自分の外見や身だしなみに気を付けて面接に臨むようにしましょう。