こんにちはNAOです。
今回はやっとアドビイラストレーターでの名刺作成に関する情報になります。
私の今までの名刺、ショップカードの作成数は400件は超えています。
プロの方には分かってるという事ばかりだと思いますが、
この回は初めてイラストレーターで作成してみようと思っている方に向けてのポイント解説にしようと思っています。
名刺のサイズを理解しましょう。
名刺には規定されたサイズがあります。
日本で使用する一般的なサイズなどを理解した上で適切なサイズで
作成していきましょう。
一般的な定形サイズ 91×55㎜
欧米サイズ 89×51㎜
女性サイズ 85×49㎜
その他 カスタマイズ
日本では一般的な定形サイズでの作成が多いです。
今回は上記のサイズで作成していきましょう。
カスタマイズ(オリジナル)などは個性を出したい方などに人気でもあります。
全ての「範囲」「間」に気をつけて
名刺の場合の「範囲」とは文字領域のことです。
名刺のフチギリギリに文字があるのはデザイン的に素人になります。(意図的なデザインもあり)
そのようにならないために「パスのオフセット」を使用して文字領域にガイドを作ってください。
文字領域の中で文字を配置するということは忘れないようにしましょう。
オブジェクト→パス→パスのオフセットから下記の設定でOKを押すと3㎜内に入ったサイズの線が出来ますので、
それをガイド線に変更しましょう。
ガイドに変更の仕方は、
表示→ガイド→ガイドの作成で変更できます。(Macの場合⌘5で変更できる)
ココまで流れを一通り画像にしています。
次に名刺だけではなく全ての広告物には「間」という間隔が大事になってきます。
行間 上下の文字の間隔 (イラストレーターでは行送りという)
文字間 左右の文字の間隔 (イラストレーターではトラッキングという)
詰め過ぎても読みずらい、間隔を空け過ぎてもみずらいと中々初めは難しいですが、
是非最適な間隔を見つけてみましょう。
上記の二つの「間隔」「間」を適切にする事で最適なデザインに見える事間違いなしです!
頭で考えた事を一度カンプにしてみましょう
カンプに関してもとても大事な事で、自分が作成しようと思っているデザインが
実現可能か、本当に自分が作りたいデザインかを確認することができます。
サイトのデザインならアドビXDなどを使用しますが、ノートにでも鉛筆でもシャーペンでもいいので簡単に書いてみてください。そこで自分の作成したいデザインがまとまっているか分かります。
これで作成していこうとなれば、迷わず作成できますので逆に余計な時間が省かれます。
どれも細かな事ですがとても大事な事ですのでまずはこの3点を注意しながら作成していきましょう。
適切なフォントを使用しましょう
文字のタイプによって見え方が変わりイメージも全く違う名刺になります。
明朝体 和やキレイ目な名刺に使用するといいと思います。
ゴシック体 基本的なビジネス名刺に最適な文字と言えます。
使い分けによって自分の名刺のイメージにあったフォント選びも大切です。
事前に必要な情報を準備
名刺を作成していく前に準備していきましょう。
記載内容に必要な情報
会社の名刺なら ロゴ 名前 電話番号 住所
(QRコードや地図なども載せることがあります)
ロゴデータ(必要な場合)
企業の名刺を作る場合はオリジナルのロゴを作成しなければダメな時もあります
データが既にある場合はあらかじめaiデータかPNG(背景透過データ)をもらっておく。
片面or両面
片面か両面かでデザインのレイアウトがかなり変わりますので事前に確認しましょう。
それでは
次回名刺作成実践していきましょう。